哲 学
三田哲学会では、『哲學』第155集(2025年3月刊行予定)に投稿を希望される方の原稿を募集いたします。会員である教員、大学院生の積極的なご応募を期待しております。
要領はこちらをご覧下さい。

慶應義塾大学三田哲学会叢書
三田哲学会は創立100年を機に、専門的な研究成果を「生きられる知」として伝え、公共の中に行き渡らせる媒体として本叢書の発刊を企図した。
シリーズ名は、ars incognita(アルス・インコグニタ)。ラテン語で「未知の技法」を意味する。
単なる知識の獲得ではなく、新たな「生きる技法としての知」を作り出すという精神を表現している。

心の中の台湾を手作りする:石垣島の台湾系移住民の人類学
三尾裕子 著
見えないけれど、
確かにある――。
石垣島の台湾系移住民の文化と歴史をひもとき、
移民の土着化を深く探る。
- 新書判/並製/100頁
- 初版年月日:2025/03/20
- 出版社:慶應義塾大学出版会
- ISBN:978-4-7664-3020-2(4-7664-3020-4)
- Cコード:C0339
- 定価:770円(本体700円)
詳しくはこちら

意識と目的の科学哲学
田中泉吏・鈴木大地・太田紘史 著
進化論的アプローチで「意識の難問」に挑む
科学哲学、生物学、心の哲学の学際領域への招待
- 新書判/並製/120頁
- 初版年月日:2024/05/25
- 出版社:慶應義塾大学出版会
- ISBN:978-4-7664-2962-6(4-7664-2962-1)
- Cコード:C0310
- 定価:770円(本体700円)
詳しくはこちら

チームとリーダーシップの心理学
今井芳昭 著
よりよいパフォーマンスをあげるためのチームワーク、リーダーシップのありかたとは何か?
メンバーとリーダーの役割や相互作用、コミュニケーションについて、社会心理学にもとづいて考える一冊。
- 新書判/並製/112頁
- 初版年月日:2023/11/20
- 出版社:慶應義塾大学出版会
- ISBN:978-4-7664-2932-9(4-7664-2932-X)
- Cコード:C0311
- 定価:770円(本体700円)
詳しくはこちら

デジタル世界図絵:ヴァーチャル・ミュージアムの取組み
眞壁宏幹・眞壁ゼミ 著
出会ってきたモノを収集し展示することで、自己の痕跡が見えてくる!
教育学の分野で注目される「アートベース教育」の可能性を提示する試み。
- 新書判/並製/112頁
- 初版年月日:2022/11/10
- 出版社:慶應義塾大学出版会
- ISBN:978-4-7664-2859-9(4-7664-2859-5)
- Cコード:C0370
- 定価:770円(本体700円)
詳しくはこちら

人間は利己的か:イギリス・モラリストの論争を読む
柘植尚則 著
利己的であるのは悪いこと?
人間の本性をめぐるイギリス思想史のドラマを描く。
- 新書判/並製/106頁
- 初版年月日:2022/04/20
- 出版社:慶應義塾大学出版会
- ISBN:978-4-7664-2821-6(4-7664-2821-8)
- Cコード:C0310
- 定価:770円(本体700円)
詳しくはこちら

アーツ・マネジメントの基本
中尾知彦 著
内外の動向と歴史を踏まえた標準的な内容の「アーツ・マネジメント」。
非営利と営利の芸術組織のアーツ・マネージャーにとって習得が不可欠となる基本書。
- 新書判/並製/120頁
- 初版年月日:2021/09/25
- 出版社:慶應義塾大学出版会
- ISBN:978-4-7664-2766-0(4-7664-2766-1)
- Cコード:C0370
- 定価:770円(本体700円)
詳しくはこちら

タブローの「物語」:フランス近世絵画史入門
望月典子 著
カンヴァスに描かれた「タブロー」はいつどのようにはじまったのか?
- 新書判/並製/104頁
- 初版年月日:2020/10/20
- 出版社:慶應義塾大学出版会
- ISBN:978-4-7664-2709-7(4-7664-2709-2)
- Cコード:C0371
- 定価:770円(本体700円)
詳しくはこちら

裁判員の判断の心理:心理学実験から迫る
伊東裕司 著
人の感情はどのように人を裁くのか?
心理学の実証データから、揺れ動く裁判員の心理を探る。
- 新書判/並製/106頁
- 初版年月日:2019/05/30
- 出版社:慶應義塾大学出版会
- ISBN:978-4-7664-2605-2(4-7664-2605-3)
- Cコード:C0311
- 定価:770円(本体700円)
詳しくはこちら

日本美術がワカル本:「女性性」の文化
林温 著
鑑賞に「なるほど!」を。
歴史を知って視点を変える、日本美術の新体験。
日本美術で感動するための入門書。
- 新書判/並製/100頁
- 初版年月日:2017/11/20
- 出版社:慶應義塾大学出版会
- ISBN:978-4-7664-2488-1(4-7664-2488-3)
- Cコード:C0370
- 定価:756円(本体700円)
詳しくはこちら

ゲームの面白さとは何だろうか
大森貴秀 原田隆史 坂上貴之 著
「面白い!」を学問してみよう。
双六、チェス、トランプ、そしてデジタルゲームからオンラインゲームまで。
古今東西、人々はゲームに魅了され続けてきた。
時にはやみつきになり、やめたくてもやめられないほどに夢中になる。
なぜそんなに「面白い」のか?
心理学の手法を駆使して、この難問に挑む。
- 新書判/並製/100頁
- 初版年月日:2017/9/30
- 出版社:慶應義塾大学出版会
- ISBN:978-4-7664-2462-1(4-7664-2462-X)
- Cコード:C0311
- 定価:756円(本体700円)
詳しくはこちら

智恵の系譜:ロシアの愛智の精神と大乗仏教
谷寿美 著
ロシアの愛智の精神を代表するソロヴィヨフ、その全一思想を介し、聖書世界と大乗仏教に広がる智恵の光芒を探る。
ロシア哲学と大乗仏教思想に関心のある読者の入門書ともなる一冊!
- 新書判/並製/108頁
- 初版年月日:2017/3/30
- 出版社:慶應義塾大学出版会
- ISBN:978-4-7664-2462-1(4-7664-2462-X)
- Cコード:C0311
- 定価:756円(本体700円)
詳しくはこちら

コミュニケーションの哲学入門
柏端達也 著
わたしたちは日々、多かれ少なかれ、コミュニケーションをしながら生きている。
では、コミュニケーションとは何なのだろうか? 何を含むのだろうか? そこに言語は必要なのだろうか?
ポール・グライスやドナルド・デイヴィドソンの言語哲学を援用し、「コミュニケーション」の新たな地平をひらこうとする、画期的な哲学入門書。
- 新書判/並製/108頁
- 初版年月日:2016/12/30
- 出版社:慶應義塾大学出版会
- ISBN:978-4-7664-2392-1(4-7664-2392-5)
- Cコード:C0312
- 定価:756円(本体700円)
詳しくはこちら

「領土」としてのメディア:ディアスポラの母国メディア利用
李光鎬 著
孤独・郷愁・優越・希望 --
異郷にあるなら誰しもが、アイデンティティを揺さぶられずにはいられない。複雑多様な母国への想いは、ごく何気ない、メディアの利用に託されているのだ --
ディアスポラの日常から眺望する、グローバル化の此岸。
- 新書判/並製/112頁
- 初版年月日:2016/7/25
- 出版社:慶應義塾大学出版会
- ISBN:978-4-7664-2354-9(4-7664-2354-2)
- Cコード:C0336
- 定価:756円(本体700円)
詳しくはこちら

伊藤仁斎の思想世界 - 仁斎学における「天人合一」の論理
山本正身 著
「人と天地との一体化」とは何か。儒学の「天人合一」説を独自の立論を通して再定義した伊藤仁斎の思想に焦点を当て、その思想的意義を問い直す。仁斎学の思想体系を平易明白に解説した入門書。
- 新書判/並製/208頁
- 初版年月日:2015/10/30
- 出版社:慶應義塾大学出版会
- ISBN:978-4-7664-2275-7(4-7664-2275-9)
- Cコード:C0310
- 定価:756円(本体700円)
詳しくはこちら

小さな倫理学入門
山内志朗 著
人間の弱さや卑しさに眼差しをむける小さくて深い倫理学の入門書
愛とは何か、正義とは何か、欲望とは何か、なぜ過去の記憶に悩まされるのか、偶然性とは何か、人生に意味はあるのか、そして〈私〉とは何か。身近な物事を通して、人間の弱さや卑しさに眼差しをむける、倫理学の入門書。
- 新書判/並製/104頁頁
- 初版年月日:2015/10/20
- 出版社:慶應義塾大学出版会
- ISBN:978-4-7664-2276-4(4-7664-2276-7)
- Cコード:C0312
- 定価:756円(本体700円)
詳しくはこちら

何が進学格差を作るのか - 社会階層研究の立場から
鹿又伸夫 著
世代的に繰り返される学歴再生産は階級が作り出すのか。
文化資本論、相対的リスク回避説、トラッキング説、地位達成モデルなど、ライバル説を比較する。
- 新書判/並製/110頁頁
- 初版年月日:2014/08/20
- 出版社:慶應義塾大学出版会
- ISBN:978-4-7664-2167-5(4-7664-2167-1)
- Cコード:C0336
- 定価:756円(本体700円)
詳しくはこちら

モデル構成から家族社会学へ
渡辺秀樹 著
吉田民人、小室直樹、ロバート・キング・マートン、リースマン夫妻との出会いが、著者独自の「社会化」に関する理論モデル構築にどのような影響を与えたのか―
- 新書判/並製/104頁
- 初版年月日:2014/03/20
- 出版社:慶應義塾大学出版会
- ISBN:978-4-7664-2122-4(4-7664-2122-1)
- Cコード:C0336
- 定価:756円(本体700円)
詳しくはこちら

感情を生きる―パフォーマティブ社会学へ
岡原正幸 編著
<私>が感じる生と感情のリアリティ。
自己と他者をめぐる社会学の新境地!
▼関係性の違和感や社会的居場所のなさから生まれる様々な「感情」を、どのようにして客体化していけばよいのか。
▼現代の「生」の根源を探究する、生と感情の社会学。
- 新書判/並製/136頁
- 初版年月日:2014/03/31
- 出版社:慶應義塾大学出版会
- ISBN:978-4-7664-2123-1(4-7664-2123-X)
- Cコード:C0336
- 定価:756円(本体700円)
詳しくはこちら